備忘録

過ぎ去った思い出

巡航速度130km

ホンダ・シビック(初代)

1972年7月12日
発売。

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2010年06月07日

最初の車は母親のトヨタ・カローラそうして親父のクラウンで仕事は
名古屋インターから国会議事堂衆議院の地下1階の大蔵省印刷局分室まで
日帰り往復。
私専用の車は本田シビック2ドア モスグリーンで
発売の発表1週間後には、東名高速道路をメーターの目盛が150kmで
踏みっぱなし状態。エンジン音はまるでレーシング・カーまがいで、
ウオ~ン!と鳴いている。

途中の休憩は富士川SA?

大蔵省印刷局『特殊で機密な仕事』から公安委員会の「パス」をもらって、
パトカーに捕まったら「パス」を見せよとの事。

丁度水戸黄門様の印籠の力で東名高速道路をすっ飛ばす!
でも一度停まれば巡航速度は「ゼロ」だから、
後ろから走って近寄ってきた車の後ろに回り込んで、

前方に覆面パトらしい車がいたら後ろから来た車と競争。

覆面パトカーに捕まってもらう。

東京は渋谷に営業所があったので高速はそこで降り
下道を。確か第1次オイルショックの時だと思う。

町のガソリンスタンドではガソリン給油は出来なかった。

燃料補給は高速道路のスタンドで入れた。

国会議事堂に入るにあたり、デモ隊と機動隊がもみあう間をぬって衆議院
入り口で公安委員会の「パス」を見せ入る。


関東ではまだ、シビックは販売されていなかった。
渋谷あたりに停めるなら本田シビックの車はフロント・ガラスが虫だらけでも
黒だかりで…これが「シビック」か?
って驚きの目で見て発進出来なかった。

 

※ハイドロ・プレーニング現象は何回も体験したものだ。
※覆面パトカーを追い越した事 5回。
※これが覆面パトカー?ビューイックのオレンジ、黄色のビートル。
※足柄付近でネズミ捕り(ワイヤー式)。
※片道約3時間30分。
※私の本田シビックの写真はどこかのアルバムが有ると思う。
※初代ホンダ・シビックは愛知県長久手トヨタ博物館(月曜休み)に展示。

◎乱筆長文になりました。 間違った記述があれば、直します。